東京古典会とは

東京古書組合(約600店加盟)のなかで、 主に古典籍を専門とする27店の古書業者によって運営されています。令和3年に創立110周年を迎えました。毎週、東京古書会館にて、全国から集まる何百点もの日本・中国の古典籍が取引される市場を運営しています。通常は古書組合加盟業者の市場ですが、年に一度、11月に開催される【古典籍展観大入札会】は、会場でお客様が実際に品物を手に取ってご覧いただき、業者に注文することができます。古典籍のなかでも選りすぐりの善本・稀覯本が一堂に会する貴重な機会となっております。

本は文化財です

古典籍は、文化財です。すでに博物館・美術館・図書館などに収蔵されているものはともかく、 まだたくさんの貴重な書物や資料が民間に埋もれています。 また、時代とともに新しい文化財としての価値が見直されています。 このような古典籍を、それにふさわしい公共機関・研究者・収集家などに提供するのが、 わたしたち古書業者の役割です。皆さんのお宅に古い書物や書画・巻物などがありましたら、 東京古典会会員またはお近くの全古書連加盟の店にご相談ください。きっとお役にたちます。